生命保険と遺族年金

ダーツ01

 

遺族年金は国民年金や厚生年金に加入している被保険者が亡くなった場合、遺族に支払われる年金です。

 
自営業世帯などの国民年金加入者の場合、支払われるのは遺族基礎年金一種類のみです。サラリーマンや公務員世帯などの厚生(共済)年金の加入者の場合は、遺族基礎年金のほか遺族厚生(共済)年金も支払われます。また受給対象者は、国民年金加入者の場合は子供のいる妻とその子供のみですが、厚生(共済)年金加入者の場合は妻、夫、子供、父母、孫、 祖父母まで支払われます。

 
このように遺族年金は、家族構成や誰が亡くなったかによって支給のパターンが変わります。そのため生命保険を決める際は世帯ごとに支払われる公的保障と、誰が亡くなったケースかを考えて決めるのが理想的と言えます。

 
例えば子供1人の自営業世帯で夫が亡くなった場合、子が18歳までに受け取れる額は年間1,015,900円とされています。サラリーマン、公務員世帯だと同条件で年間1,613,300円と、その差は約600,000円になります(サラリーマン、公務員の平均標準報酬月額の35万円、加入期間を25年(300月)として計算)。従って自営業世帯の場合は、サラリーマン(公務員)世帯より民間保険を月5万ほど多めに積み立てる必要があります。
なお遺族年金額は将来にわたって確定した金額ではないため、その年の年金額を参考程度に考慮するのが良いでしょう。